お賽銭はいくらがいい?「縁起がいい金額」と「ダメな金額」を徹底解説【115円や100円、101円の金額の意味】

日本は古来から縁起を重んじ、さまざまな習慣や信念が日常生活に根付いています。

その中でも、お賽銭の金額は文化や宗教に深く結びついており、特定の金額が縁起が良いとされています。今回は、日本における縁起の良いお賽銭の金額について解説していきます。

そもそもお賽銭ってなに?

お賽銭とは、神社やお寺を参拝して、願望成就のお礼や日ごろの感謝を伝えるときに納めるお金のことを意味します。

元々はお金ではなく、お米を供えていたが、貨幣経済の発展とともに、賽銭箱が置かれ金銭を供えるようになりました。そのためお米は神様が食べるものであるから、神聖で邪気を払うとも考えられています。

お賽銭という言葉の意味や起源には諸説ありますが、お賽銭の「賽」の字には、「神様や仏様からの加護や恩恵に対して、感謝の気持ちを込めてお供えをする」という意味があります。

つまり神様への感謝の気持ちとしてお金を供えるから賽銭と呼ばれています。また、これは神社における賽銭の考え方となり、お寺ではお布施としての賽銭になり、自らの持つ欲や執着を捨てるための修行として考えられています。

縁起が良いお賽銭の金額

お賽銭は基本的に金額は決められておらず、持ち合わせがない場合は、感謝の気持ちをこめて祈れば良いとされています。

しかしせっかく参拝するのであれば、願いごとが叶うようにお賽銭をしたいと思いますし、どうせなら縁起の良い金額を納めたいと考える人も多いと思います。

日本におけるお賽銭で縁起を考える際、最も一般的なのは「奇数の金額が縁起が良い」というものです。

奇数の数字は調和やバランスを象徴し、不吉なことから身を守ると信じられています。他にも一般的な縁起の良いお賽銭の金額は次のようになります。

お賽銭の金額の意味

1円…1円は「一」の意味で新しい始まりや一つに統合されることを象徴する数字です。

5円…ご縁がありますようにという数字で有名なのが5円です。

7円…ラッキーセブンが由来の数字で7は幸運を引き寄せると言われています。

8円…8という数字は漢数字で八と書き、末広がりの数字として縁起が良いです。

9円…奇数のなかで最も大きな数字である9は縁起の最もよい奇数だと考えられています。

11円…いい縁という語呂合わせもありますが、始まりの1が並んだ強力な数字です

15円…十分なご縁という意味であるのと同時に吉数の1つでもあります。

16円…神様にお参りに来たことを知らせるという意味がある金額です。

20円…二重に縁という意味がありますが、偶数でもあるので男女のことを祈願する場合は避けておきましょう。

25円…二重にご縁と20円に近い意味がありますが、こちらは奇数で割り切れないので25円のほうがオススメです。

35円…再三ご縁という意味とともに生まれ変わりの数字が35です。前世からの運命の縁を求める人には良い数字です。

41円…始終いい縁がありますようにという意味があります。

45円…四重のご縁を期待出来るとされ、さらに成長につながる縁のと出会える可能性が高まります。

50円…五重の縁でもありますが、運命の相手として再び出会うことを意味もしているので、復縁希望の方にもオススメです。

55円…新しい変化が望める数字で、五重のご縁という意味でもあります。

100円…100の縁に恵まれますようにという意味があり、さらに直感が冴える数字なので神社に呼ばれるよに参拝したときにいれるのもいいです。

101円…101円も語呂合わせでいわい(祝い)と読めることから縁起が良いとされています。

105円…十分なご縁という意味もありますが、当分ご縁なしとも捉える人もいます。

115円…風水でも天下とれるという最強の数字が115です。いいご縁と合わせてお賽銭したい金額です。

125円…十二分にご縁という意味がある金額です。

415円…よいご縁が期待できる金額です。

485円…四方八方から良いご縁がありますようにという意味の金額です。

また、お賽銭にいれる硬貨は5円玉と50円玉がより縁起が良いと言われています。

5円玉と50円玉は「穴が開いているから”見通しがよく運が通る”」とされているので、お賽銭を入れるときは、上記の金額になるように5円玉と50円玉を組み合わせるとより縁起がよくなります。

お賽銭に多い金額ランキング

過去に初詣のお賽銭の金額について実施されたアンケートがあります。

1位…100円

2位…5円

3位…10円

4位…500円

5位…55円

6位…50円

7位…25円

8位…115円

9位…1000円

10位…300円

※@niftyニュースからの出典

お賽銭の金額で一番多いのは100円で、一番縁起が良いと言われる115円は意外にも8位という結果です。

入れている人が多いから良いということはありませんが、こちらも1つの参考にしてみてもよいですね。

地域や宗教による違い

日本のお寺や神社では、地域や宗教によってお賽銭の金額に関する異なる習慣が存在します。

一部の場所では、特定の神社や寺院において独自のお賽銭のルールがある場合もあります。

訪れる際には、その場所の習慣に従ってお賽銭を捧げることがベストです。

お賽銭の心意気が大切

お賽銭を納める際に最も重要なことは、お賽銭の金額よりも、それが心からの感謝や尊敬の意を表すことです。

お賽銭は神聖な場所を訪れる際に、その場所や神に対する尊敬と感謝を示す手段として捧げられます。

金額自体よりも、心意気が大切であることを覚えておきましょう。

縁起が悪くダメな金額だといわれるお賽銭

金額によっては縁起が悪いと言われるものもあります。

ただ、願いの内容によっては10円や75円はあえて入れるのも有効です。その願いとは『縁切り』です。金額ごとの意味を詳しく見ていきましょう。

お賽銭のダメな金額

10円…遠縁になるという意味があります。縁を外したい人がいるのであれば10円というお賽銭も1つ手になります。

33円…散々な目にあうという意味があります。枚数も多いので避けたほうがいい金額です。

65円…ろくなご縁がないという意味がある金額です。

69円…ろくなことがないという意味があり、65円よりもより縁起が悪くなってしまいます。

71円:『ない』から転じて縁がないという意味があります。

75円:なんのご縁もないということで、縁切りでより強い拒絶を示したいときには有効な金額です。

79円:泣くの語呂合わせでやはり縁起が悪い金額です。

85円:やっぱりご縁がないという意味の金額です。

95円:苦しいご縁にあうということで、避けたい金額です。

105円:縁起がいいところでも紹介しましたが、当分ご縁がないという意味もあります。

500円:500円は硬貨の中で一番高いことから、これ以上の効果(硬貨)はないとされています。

また、小銭がなくて一緒に来ている友人や家族からお金を借りてお賽銭をするケースもありますが、人から借りたお金でお賽銭をすることはよくないと考えられているため、できるだけ自分で用意しておきましょう。

お賽銭を入れるときのNG行為

特に初詣のときによく見る光景ですが、お賽銭をいれるときに投げ入れる人がいます。

しかしこれは実はNGな行為なんですね。

お賽銭を投げ入れるという行為は神様に失礼にあたります。(人に当たってトラブルになる可能性も・・・)

お賽銭を入れる時は静かに、お賽銭箱に滑りこませるように入れていきます。

願いごとだけ言うのはNG

お賽銭をいれて願いごとをするときに、伝えなくてはいけないことがあります。

それは「名前」と「住所」を伝えることです。

神様は一日にたくさんの願いごとをされるので、どれがどの人の願いかをしっかりと見分けてもらうために、名前と住所が必要になります。

混んでいてなかなか時間がない場合は、鳥居をくぐるまえ、一礼したときに名前と住所を伝えましょう。

キャッシュレスでのお賽銭はダメ?

最近ではお賽銭をQRコードで決済できるところも増えてきています。

神社やお寺によっては、電子マネーでオリジナルのコインを買ってそれをお賽銭としていれるという場所もあります。

しかし、電子マネーのサービスのほとんどでは実は利用規約違反となってしまうんですね。

サービスの対価として電子マネーの決済を使うのはOKなのですが、お賽銭はサービスの対価ではないので、送金扱いとなってしまいます。

一部、みずほ銀行が提供しているJ-Coin Payはお賽銭にも利用できると公式で発表されているので、そういったサービスを利用するか、心配なら現金でお賽銭をするようにしてみましょう。

 

まとめ

日本のお賽銭の金額には縁起が良いとされるものがあり、奇数の金額や特定の数字が好まれます。

ただし、地域や宗教によって異なる習慣が存在することに注意が必要です。最も大切なのは、お賽銭を捧げる際に心からの感謝や尊敬を表すことであり、その意味が大切です。

参拝の作法については東京神社庁の動画が参考になるのでこちらもぜひご参考にしてみてくださいね。